新型コロナウィルスに打ち勝つ!免疫力を上げる食べ物

昨今、コロナウィルスによる新型肺炎が大きな問題となっています。 世界各国からニュースを見ても、特に重症化するのは「免疫力がさがっている人」 逆に健康で免疫力がしっかりあれば感染しても早期に回復する傾向があるようです。   免疫力が上がる食べ物 そもそも、「免疫力」を正確に測定する方法は確立していないので曖昧な表現になってしまいますが、それでもやっぱり病気の予防には「免疫力を上げる」事が大切です。   免疫力を上げる(もしくは下げない)ためには様々な方法があるますが、この記事では特に「食べ物」について紹介していきます。 下記の5つから、ご自身の生活に取り入れられそうなものから試してみてください。  
  1. 腸内環境を整える乳酸菌
  2. 身体を助ける発酵食品
  3. 免疫の材料となるたんぱく質
  4. 体温を上げる香辛料
  5. 殺菌力のあるニンニク
  1,腸内環境を整える乳酸菌 人間の免疫細胞は7割が腸の付近に集中しています。 腸は、食べ物から栄養を吸収するための器官であり、栄養と一緒に入って来た有害物質に対処する器官でもあるから。 その腸の状態を左右するのが、腸内細菌。 腸内細菌の中でも乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌を増やすことで、免疫力も高まることがわかっています。 ウィルス予防のためにも、まずは腸内環境の改善が大切です! ■主な食べ物 ・乳酸菌飲料 ・乳酸菌入り青汁   2,身体を助ける発酵食品 納豆、キムチ、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品は、腸内環境だけでなく身体全体の調子を整えるのにも有効です。   「発酵」とは、食べ物の中の栄養素が筋の働きによって変化し、人間にとって有用な物質が沢山増える事。発酵食品には、生の状態とは比べ物にならないほど有用な栄養素が多く、腸内環境だけでなく身体全体の免疫力にもプラスに働きます。 ■主な食べ物 ・納豆 ・キムチ ・味噌 ・ヨーグルト   3,免疫の材料となるたんぱく質 たんぱく質は、身体の構成する筋肉、骨、皮膚、髪の毛などの材料となる栄養素。 加えて、身体の調子を整えるための様々な物質の材料となっていますが、免疫の中核である「免疫グロブリン」もたんぱく質からも出来ています。   普段の食事からたんぱく質を十分に食べる事で、筋肉や臓器の働きも活性化するだけでなく、免疫の働きも上がると言われています。 しかも、たんぱく質には体温を上げる作用もあるため、免疫力を下げないために必ず食べましょう。 ■主な食べ物 ・肉 ・魚 ・卵 ・大豆   4,体温を上げる香辛料 生姜など香辛料には、血行や代謝を促進して体温を上げる働きがあります。 風邪をひいたときに生姜湯を飲むのは、古来より伝わる健康の知恵です。 血行を良くして体温を上げる事で、免疫細胞が全身をくまなく回れるようになり、免疫力の向上にも役立ちます。 また、生姜には強い殺菌力もあるため、コロナ以外の有害な細菌に対してもも予防効果があります。 ■主な食べ物 ・生姜 ・コショウ ・唐辛子   5,細菌力のあるニンニク ニンニクは人間最古の健康食品とも言われ、ビタミンB群やカリウム、食物繊維が詰まっています。 特に生のニンニクには非常に強い殺菌力と抗ウィルス作用があるため、体調を整えて免疫力を高めるには有効。 ニンニクスライスやおろしにして頂くのがベストです。 ■主な食べ物 ・ニンニク   まとめ 免疫力を高めるには次の3つが重要です!
  1. 腸内環境を整える
  2. 体温を高く保つ
  3. 免疫細胞の材料を補給する
    新型コロナウィルスに関しては今もなお分っていないことが多く、世界中の医療機関や行政機関が血眼になって対応を模索している状態です。 ですので、現時点では確定的なことはではなく「免疫力を上げればコロナウィルスも防げる」と言い切るつもりもありません。 しかし、免疫力を高めて病気に対する対応力を高める準備をしていけば、どんな病気であっても感染を予防したり、重症化を防ぐためには有効であるはずです。   (健康運動指導士:船倉雅行)